1.「地域連携推進会議」とは?
簡単に言うと、「地域の関係機関に、うちの施設の運営と支援の内容をオープンにして、外部の目で一緒に見てもらえる場」です。
ポイントは次の3つです。
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年1回以上、施設ごと(または事業所単位)で会議を開催する。
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地域の医療・相談支援・行政・家族等を「構成員」として策定。
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構成メンバーが、実際に各施設・各住居を年に1回以上見学・訪問する。
目的は「運営の透明性確保」「支援の質の向上」「障害防止や安全管理のチェック」「地域との顔の見える関係づくり」です。
2.背景とねらい
障害者支援施設やグループホームは、地域社会との関わりの中で利用者の生活を支援する役割を担っています。これまで
、施設内での支援に注力するあまり、地域との連携が「個人の担当者任せ」になっているケースも見られました。
地域連携推進会議の導入は、当面の課題を踏まえ、
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地域の医療機関、相談支援事業所、行政、家族会等一体となって支援体制を点検する
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地域で安心して暮らし続けられる仕組みを協働で整える
これらの施設運営の「見える化」と地域を含めた支援強化が目的の1つとなってます。
3.「年1回以上の会議」と「年1回以上の訪問」
地域連携推進会議には、絶対に守らなければならない「回数のルール」があります。
大きく分けて、「会議の開催」と「地域連携推進員による訪問」の2つです。
【会議の開催(年1回以上)】
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原則として、年1回以上、地域連携推進会議を開催します。
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会場は原則として施設内での対面開催ですが、状況に応じてオンライン開催と組み合わせることも可能です。
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会議には、医療機関、相談支援事業所、行政、家族、地域住民などから任命された「地域連携推進員」が参加し、事業所の運営状況や支援内容、事故・ヒヤリハット、労働防止の取り組み、地域交流の状況などについて情報共有と意見交換を行います。
【地域連携推進員による訪問(年1回以上)】
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地域連携推進会議の構成員全員が「地域連携推進員」となり、1年以上、実際に現場を訪問します。
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この訪問は、専門家の監査というよりも、「地域の目」「生活者の目」といった、専門職ではない立場も含めた多様な視点から洞察を得るための重要な仕組みです。
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共有スペースや居室周辺の環境、日々の活動の様子、職員の支援の様子、地域との交流の工夫などを見てもらい、率直な意見や提案を受けることが期待されています。
【グループホーム運営者の注意点】
グループホーム(共同生活援助)では、「会議」と「訪問」で単位が異なる点に注意が必要です。
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会議の設置は「指定事業所単位」で行います。
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1つの指定事業所(1つの認可番号)に対して、1年以上の地域連携推進会議を開催します。
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訪問は「共同生活住居(ユニット)ごと」に年1回以上行う必要があります。
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例、1つの指定事業所のもとに2つの住居を運営している場合、地域連携推進会議(会議)は1回で足りますが、訪問はそれぞれの住居で1回ずつ、合計2回の受け入れが必要になります。
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このように、「会議は事業所単位」「訪問は住居(ユニット)単位」というルールになっているため、年間スケジュールを組む際には、住居数に応じた訪問回数を確保しておくことが重要です。
4.第三者評価との関係
第三者評価では、もともと「地域との連携」「情報公開」「被害防止・権利侵害の防止」といった視点が重視されてきました。
地域連携推進会議と施設訪問は、これらの視点を「制度として仕組み化したもの」とじっくりができます。
地域連携推進会議の場では、運営の透明性、情報公開の姿勢、被害防止・権利侵害の解決、地域との協働の状況など、外部の目で子ども確認・議論されます
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また、制度上、第三者評価を「地域連携推進会議に変えて行う」ことが可能とされている施設。
つまり、従来の第三者評価を審理する代わりに、地域連携推進会議と訪問を適切に実施し、その記録や結果を整備することで、実質的に同様の目的(運営の正義化と質の向上)を達成することもできる。
なお、会議や評価をどのように実施する場合でも、「番号単位(指定事業所単位)」で実施されていることがわかるように保管することが求められます
参考リンク
東京都:地域連携推進会議
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/shougai/jigyo/chiikirenkeisuisin
練馬区:障害者グループホーム・障害者支援施設における地域連携推進会議について
https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/jigyo/chiikirenkei.html
杉並区:地域連携推進会議(障害者支援施設、障害者グループホーム)について
